ちづるの語学ノート

いろいろな言語を学んで自分の世界を広げたい

英検に向けて勉強することにしました

前回書いた「スピーキングが苦手です」という記事。

chizuru-gogaku.com

この記事の最後に「うっすら夢があるので、いつかスピーキングに対する苦手意識を失くしていけたらいいな」と書きました。

更新して自分で読み返したときに思ったんですよ。

夢があるのに、どうしてそのために動かないの?と。

夢があっても、どうしたらできるようになるか具体的に考えて動かないと、何も進みませんよね。

夢があるのに、何も動かないのは違うんじゃないかな?

自分にツッコミを入れずにはいられませんでした。

 

4技能バランスよく向上させたい

どうしたらいいかなと考えたとき、ふと浮かんだのが「英検」でした。

英検は高校1年生のときに準2級を受験したのが最後。

2次面接で「vending machine(自動販売機)」がわからずに困った記憶しか残っておらず、受かったかどうかも覚えていません。

(ただし、このおかげでvending machineは覚えることができました。笑)

この当時からすでにスピーキングが苦手だったので、英検はもう受けたくないなと思っていました。

 

じゃあTOEICは?というと、これまで大学生のときに1回、就職してからの英語研修で1回受けました。

当時700点台は取れましたが、話せるようになったかというとそんなわけもなく……。

TOEICは意識して練習に取り入れないと、ただTOEIC対策をしているだけでは話せるようにはならないんだなという印象を持ちました。

 

TOEICだと、私の場合は身につく技能が偏りがちになります。

一方、英検はリーディング、リスニングだけでなく、ライティング、スピーキングも合わせて4技能バランスよく身につけられる可能性が高いです。

苦手なスピーキングはありますが、夢に近づきたいと思ったら「苦手だけど頑張ってみようかな」という気持ちが生まれてきました。

 

中級の壁を乗り越えたい

英検の勉強をしたいと思った理由がもう1つ。

それは、語彙力をつけるためです。

 

私は大学受験のときから単語の暗記が苦手でした。

語彙力は大学受験時がピークで、それから現在までも語彙力はあまり伸びていません。

でも、英語のニュースや洋書を読んでいて「単語をもっと覚えられていたら、もっとスラスラ読めるようになるのにな〜!」と思うことが、この数年増えてきました。

わかりそうでわからない単語のレベル、調べたら大体中級レベルなんです。

そのため、私はこれを「中級の壁」と呼んでいます。

 

単語帳も買ってみたんですが、まあ進まないこと!泣

特に目的もなく、なんとなく語彙力をつけたいという程度の心構えでは立ち向かえませんでした。

だから、「英検」という目標を利用して語彙力を増やし、この中級の壁を越えたいなと考えています。

 

目標が定まると行動したくなる

英検を目標にしようと決めてから、後回しにしたり中断したりしていた勉強への意欲が再燃しました。

ただなんとなくやっていたときとは違い、この勉強が英検につながるかもと思うと、頑張ろうという気持ちになります。

具体的な目標があると、そこに到達するまでに何をしたらいいのかが見えてくる。

だから、ただ漫然と勉強していたときよりも、行動しやすくなるんですね。

SNSの勉強アカウントさんを拝見していて、英検やTOEICを目標にする人が多いなと思っていたんですが、自分もいざ英検を目標に据えてみて、なるほどなと納得しました。

 

前回の記事を書くまで、英検を受けようなんてまったく思っていなかったので、まさかの展開に自分が1番驚いています。

ブログに書くと、思わぬ効果がありますね。

人の目に触れる場所に自分の気持ちを書いたことで、自分自身も第三者目線で記事を読み返し、ツッコミを入れることができました。

手帳などの自分にしか見えない場所に書いていたら、このような答えにはたどり着かなかっただろうなと思います。

 

終わりに

ここまで書きましたが、実は英検を受験するかはまだ決めていません。

もちろん理想は、受験して合格すること。

しかし、私に心配なことがあるので、受験するかは保留にしています。

それは、昔と違って人の多い空間が苦手になってしまったため。

また、緊張に対して落ち着いて受験できるかわからないためです。

 

そもそも英検の勉強をしようと決めた目的は、4技能をバランスよく伸ばすこと。

そのため、英検の勉強を通して今より英語力が成長できるなら、必ずしも受験・合格は絶対ではないと思っています。

 

そうは言っても、どうせ勉強するなら受験して合格できたらいいですよね〜!

ここで「英検合格を目指します!」と言い切れる強さがないのが残念です。

でも、これから勉強を続けていく過程で、自分に対する不安を乗り越えることができるかもしれないという期待もあるので、焦らず自分のペースで目標に向かって進んでいこうと思います。