ちづるの語学ノート

いろいろな言語を学んで自分の世界を広げたい

英語のスピーキングの苦手意識が強くなってしまった思い出

突然ですが、私は英語のスピーキングが苦手です。

前回のごあいさつの記事で、「英語は読めるけれど話せないタイプ」とお話ししました。

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昔から英語を話す機会があまりなく、日本を出たこともないので、話せないのも当然。

幸いなことに英語を話すことが苦手でもどうにかなってきたんですが、そんな中でも苦い思い出がいくつかあります。

そのうちの1つは、英会話学校でのとある出来事でした。

 

初めての英会話学校

私が新卒で就職したところでは英語研修がありました。

仕事で英語を使うかどうかは部署によって差があり、私のいた部署では英語を使うことはありませんでしたが、ほぼ強制で一年目の社員は全員研修を受けました。

研修の内容は、各自で期間内に定期的に某大手英会話学校に通い、主にスピーキングとTOEIC対策を受けること。

私も初回のレッスンを予約し、人生で初めての英会話学校が始まりました。

 

初回のレッスンでは、レベルチェックのために日本人の講師と1対1で会話をしました。

講師からさまざまな質問をされて、それに答えるという内容だったと思います。

不慣れな英会話に緊張し、ちょっとパニックになっていた私は、ある質問に対しておかしな答えをしてしまいました。

それを聞いた先生に言われたのが

「ハハ、なにそれw」

という一言。

その瞬間、「間違った英語を話したらいけないんだ」と思いました。

 

英語を話すことの恐怖心

この出来事からもう10年以上も経っていて、どんな会話をしたかはほとんど覚えていません。

でも、その先生の反応だけは今でも忘れられず、記憶に残っています。

そのときは、できない自分が情けない、悔しいという気持ちよりも、間違った英語を話したときの相手や周囲の反応が怖いという気持ちのほうが大きかったです。

それ以降、元から苦手意識のあったスピーキングはさらに苦手になり、恐怖心に近いものまで加わってしまいました。

 

似たような経験がある人は少なくないでしょうし、もっと心が折れるような経験をしている人もたくさんいると思います。

それに比べたら私の経験なんてかわいいもの。

と、わかってはいるけれど、今でも忘れられないということはやっぱり相当ショックだったんでしょうね。

また、学校という学びの場では失敗も間違うことも当然あり得るはずなのに、間違えてはいけないという印象を抱いてしまい、それを最後まで払拭できないまま研修を終えてしまったのが残念だったなと思います。

 

英語のハノンでちょっとずつ

苦手意識が強くなってしまったスピーキングですが、最近は「英語のハノン」のおかげですこーし苦手意識が薄れてきました。

以前よりも口から英語が出やすくなったし、何より何度も口に出しながら文法構造を頭に叩き込むせいか、英文が前よりも読みやすくなりました。

今好きな洋書を解読したくて頑張っているところなので、これは予想していなかった嬉しい効果でした。

私はまだ初級を2周して、中級を始めたばかりの段階ですが、初級だけでも大きな効果を感じています。

「英語のハノン」、さすが人気なだけありますね。

 

実際の英会話はまだまだ抵抗があり、オンライン英会話をされている方をSNSで見ると、どうしてそんなすごいことができるのか不思議で仕方ないくらいには苦手意識があります。

でも、いつか英語を話せるようになって、こんなことができたらいいなとうっすら思っていることがあるので、遠い夢ではありますが、自分のできるところからちょっとずつチャレンジしていって、スピーキングに対する苦手意識を少しずつでも失くしていけたらいいなと思います。

 

終わりに

このブログを作ったとき、誰にも読んでもらえないかもしれないと思っていたんですが、読んでくださる方がいらっしゃるみたいでとても嬉しいです。

まだなにもないブログなのに、来てくださってありがとうございます。

 

ブログになにを書こうか考えていたとき、ふと今回のお話を思い出しました。

苦い思い出ですが、書くことで上手く消化できるようになって、今後につなげていけたらいいなと思います。

それではまた~。